Youtubeで伸びるなら一番大事!?平均視聴時間・視聴維持率のお話3つ
Youtubeが一番大事にしているものって何だろう?
登録者数が多いこと?再生回数?高評価?いいえ、そうではないはず。
より長い時間「Youtube」という場所に留まってもらうことでしょう。
最近はSNSがいっぱい!Tiktok、Twitter(X)、Facebook、Instagram...人間の使える時間はどんなに頑張っても一日24時間しかないのに多すぎる!それぞれの会社ができるだけ長く自社のSNSを使って貰えるようにしのぎを削っています。
それはYoutubeも同じ!そこでYoutubeはそれぞれの動画が「ちゃんと人を留まらせているか」を気にするわけです。
それを測る指標...それが
平均視聴時間、視聴維持率
というわけです。
平均視聴時間はある動画について、視聴者一人ひとりがその動画を見た時間の平均値。視聴維持率はある動画について、視聴者一人ひとりがその動画を見た時間の平均値がその動画全体の時間に対して何%かという指標です。
これを伸ばすとYoutubeからの評価が上がって伸びやすくなるんですね。
...ここまでは探せば誰でも見つかります。
大事なのはここからですよ!
平均視聴時間と視聴維持率の優先度の違い
業者の情報ごときで分かる情報なんて今更いらないですよね。ということでここからが大事。もちろん個人的な考察や経験則を大いに含みますが、そこはご了承。(これはこのブログの記事全般に言えることですが)
平均視聴時間と視聴維持率の重視度合いの違いは動画の長さです。長い方が視聴時間、短い方が維持率を重視される傾向があると思います。
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例えば1分の動画と1時間の動画があるとします。どう考えても1時間の動画の方が全部見るのは大変ですよね?一方で1分の動画を全部見るのは楽なわけです。そうなると1時間の方はなかなかその動画の隅々まで見てもらうのは難しいし、逆に1分の方は多く見させるのが簡単という扱いをされます。
だから長い動画は視聴維持率が多少低くても動画をオススメして貰えなくなりにくいですし、逆に短い動画は視聴維持率が結構高くないと全然動画をオススメして貰えません。
同じ結論を導く別の考え方もできます。平均視聴時間はYoutubeに人を留まらせている実際の時間。視聴維持率はその動画が本来持ってる「人を留める時間の最大パワー」のうちどのくらいのパフォーマンスを発揮できているかという指標です。そしてYoutubeが求めているのは「より長く留まらせる」こと。
そうすると平均視聴時間が長い動画であれば多少パフォーマンスが発揮しきれてなくても目的を果たせるからオッケーだし、逆に短い動画は人を留める時間が弱い分パフォーマンスをしっかり発揮しているやつ(=無駄が少ない動画)以外はオススメしたくないってことです。
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そのため短い動画であれば視聴維持率をちゃんと意識して動画を作らないと伸びにくいでしょう。逆に長い動画であればより視聴回数を稼ぐという意識でいいと思います。
相互登録なんて超絶無意味!本当に伸びたいなら○○しろ!
※多分このセクションは暫く経った後に単独でも書くと思います。
底辺Youtuber界隈を見ているとちょいちょい見つかるこの言葉。
「相互登録してチャンネル登録者を伸ばしましょう!!!」
うーん...正直愚かです...!
規約違反がどうのじゃない。そもそも無意味なんです。
なんで相互登録は意味がないんでしょうか?その答えはここまでの内容。
そもそもこんなのに手を出す人ってことは単に「Youtubeで伸びたい」ってことだと思います。さてここで質問!Youtubeで最も重視されているのは?
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そう、視聴時間/維持率でした。
これがちゃんとしてないと登録者をいくら増やしたところでオススメして貰えないんです。確かに登録者が多いほうが登録する側が心理的に登録しやすいのは確かだと思います。しかし、いくら見栄えを良くしたって人が来なければ無駄。
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飲食店で考えてみましょう。A店は店自体はそこまで綺麗じゃないですが、料理が美味しいです。B店は見た目が綺麗ですが料理はそこまででもない。
そしてこの世界は「評判がいい店のほうが人通りの多いところに店を出せる」というルールだとしましょう。
するとどうなるか。A店は確かに「店内の見た目がなぁ...」って理由でリピーターにならなかった客もいましたが、「美味しい店なら内装とかは気にしない!好き!」って人がリピーターとなり、徐々にですが人通りの多めなところに進出出来ました。一方でB店。そもそも飯が不味いので内装なんて関係なくリピーターが付きません。「見た目がいいから味は微妙だけど好き!」って人はそうそういないでしょう...結果としてどんどん人通りの少ない場所に追いやられ、せっかくの内装は形だけのものに。
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そのため登録者なんて盛ってる暇があったら平均視聴時間や視聴維持率を上げましょう。ただ中にはこんな人もいそう。
「それをどうやんねん!」
そう怒号が聞こえてきそうですね。でもご安心を。その方法は...
相互登録の代わりに相互視聴すれば?
「お互いにチャンネル登録します!」じゃなくて「お互いに最新の10分以内の動画1本をスキップせずに全部見ます!」ってすればいいじゃん。僕はそう思います。ただ現状そんなことを呼びかける人はいないのも事実。僕は別に相互視聴を呼び掛けてはいませんが、どうしても「相互がしたい!楽したい!」って方は相互登録ではなく相互視聴をしたほうがいいでしょう。見栄えがすぐに良くなるわけではないでしょうが、こっちのほうが間違いなくじわじわといい影響を与えると思いますよ。
一番避けたい視聴者の話
「困る視聴者(リスナー)」皆さんはどんなのを思い浮かべますか?
暴言を吐き散らかすやつ。自分の意見を押し付けてこようとするやつ。(主に女性相手に)下ネタを振りまくるやつ。いろいろ考えがあると思います。でも僕はここまでの話を踏まえてコレだ!というのがあります。
動画の開始数秒で抜けるやつです!
特にチャンネル登録者が「高評価だけしてればいいよね~」ってそれをやってくるのが一番堪える!高評価なんてしなくていいから!そんなことするくらいなら無理して見たくていいんだよ!無理して見ずにスルーしてくれるのもある種の応援の一つだから!もしくは先述の相互登録において「ついでに高評価。あ、もちろん動画は見ないけどw」とされて発生するケースもあります。(規約違反ということ関係なく相互登録がアカン理由はこれもあると思う)
正直この意見は賛否両論だと思います。理由は簡単。視聴回数がある程度稼げる人だとそもそもそういう「外れ値」の影響は少ないからです。数千回とか再生されていれば大体視聴時間や維持率はその動画の持つ実力相応になっていきますし。このレベルのYoutuberとなると普通に荒らしみたいな奴のほうが嫌だと思いそう。
しかし僕みたいに「再生数?3回!」とかやってる人からするとそういう人は超大ダメージ!例えば伸びれば本来維持率が十分高くなるような動画でも、最初の2回に運悪く数秒抜けする人が来ちゃったとすると、再生数が少ない人はその「外れ値」を挽回しきれずに維持率がとてつもなく低くなっちゃうんです!こうなるとその動画が伸びるのは絶望的...
というわけで、「開始即抜け」は絶対に避けたいわけです。まあそんなこと自体は色んなところで言われていて、「オープニングがー」「サムネやタイトルで惹きつけてー」「本編に早く入るー」と色々言われているわけですが、「悪気はなく自ら進んでこのNG行為を働いている人がいる」というのは知っておいて損はないと思います。そしてそういう人が出ないように上手く誘導するといいでしょう。
ちなみに即抜けには他にも色々な原因があります。自分が改善できることもあれば、どうしようもない、もはや愚痴るしかないような原因のこともあります。それについてはまた今度。
最後に
これがちゃんと中身を書いている最初の記事です。ここまで読んでくださった方がいたらありがとうございます。
平均視聴時間、維持率の話はいつまでも付き纏ってきます。今後も折に触れてこの手の話題が出ると思います。中にはこの記事と内容が被ることもあるかもしれませんが、そこはご愛嬌ってことで...